アメリカ 個別株 複利の力

【株価と配当金は?】2008年の上場からVISAの株を買い続けていたら

VISAの株を上場から買い続けた結果は

気になる結果の方は以下の様になりました。

  • 2008年から月1万円の積立約883万 年間配当は約5万円 
  • 2008年から月5万円の積立約4,417万 年間配当は約26万円 

驚きの結果ですね。2008年と言っても普通にクレジットカードもあり、当時は学生ですが普通に使用していました。

VISAの場合はバンク・オブ・アメリカの世界中のクレジット部門を統合し、2008年に当時最大のIPOを行い上場。上場の歴史は浅いですが、事業自体は1958年より展開しています。以下はVISAの歴史をHPより抜粋。

Visaの歴史は、1958年に幕を開けます。この年、バンク オブ アメリカは米国の中流階級の消費者と中小小売業者を対象とする、初めての消費者向けクレジットカードを発行しました。間もなく企業として目覚ましい成長を遂げ、1974年には米国外進出、1975年にはデビットカードを発行するまでに至りました。 そして2007年、世界各国の事業を統合する形でVisa Incが誕生。翌年の2008年には、史上最大規模の新規株式公開(IPO)で上場を果たしました。今日では、Visaは200以上の国と地域において事業を展開し、カード、ノートパソコン、タブレット、モバイル端末など、あらゆるデバイスで利用できる商品とサービスを提供しています。Visaはこれからも進化を続けますが、すべての人がいつでもどこでも利用できる、最も優れた決済方法を提供するという理念は、今後も変わることはありません。

VISA HP VISAの歴史より参照  https://www.visa.co.jp/about-visa/our_business/history-of-visa.html

こちら上場してからの過去の株価の推移、配当金、過去の積立のシュミレーションなどを以下で見てみます。

VISAの株と配当

言わずと知れたVISAの名で世界中に知られるクレジットカードで使用される決済サービスを提供するアメリカ企業です。

英語表記はVISAで、株式でのティッカーシンボルはVです。

20年前の株価は $13 で現在まで以下のように推移しています。以下のグラフは簡易的に1年間の初めの株価をとったものですが、上場以来順調に右肩上がりです。

VISAの株を月に1万円で2008年から積み立てていたとすると(12年間)

毎年買い続け、再投資の条件としては以下を設定します。

年間購入が12万と月に1万程の設定としました。

  • 毎年$1200 (約12万円) の株式を購入 (月々1万程度の積み立て)
  • 配当金に関しては再投資して、株を買い増しする
  • 配当金、過去の株価はYahoo Financeを参照

12年後には約883万円

上場からVISAの株を月1万円の積み立てを始めたとしたら、2020年の年始めで約883万 (USD 82,566) が手元にある計算になります。以下、推移のグラフです。

 

2011年からその他の積立と大きく差が開いてきますが、特に株価が上昇したことによる影響が大きく出ています。(2008年 $13 -> 2020年 $198 と何と約15倍!)

新規参入が難しいビジネスモデルを既に確立しており、クレジットという信用を気づいたブランドは今後も盤石かと思われます。

フィンテックにも積極的に取り組んでおり、2020年1月には金融APIのスタートアップであるPlaidを5800億円で買収

Visaが5800億円でPlaid買収、最終的な評価額は倍に

巨大企業がスタートアップを買収し、自社事業に取り組んでいくモデルは、Apple, Microsoft,Facebook, Google などでも既に確立されており引き続き業界を牽引していく存在になるでしょう。

以下は比較の表です。グラフだとわかり難いですが5年目から、通常の積立を圧倒していますね。

Year 2008 (Year1) 2012 (Year5) 2017 (Year10) 2020 (Year13)
A. 毎月$100積み立て $1,200 $6,000 $12,000 $15,600
B. A+複利3% $1,236 $6,562 $14,169 $19,304
C. VISA 株購入 + 配当再投資 $1,200 $11,253 $44,397 $82,566

 

月々1万円の積み立てで13年間で883万が手元にある。これも成長株への投資の力です。積み立て投資はバカにできませんよね。

VISAの配当は?

さてVISAといえば積極的な増配で有名ですが、配当はどうでしょうか?

積み立てた年間配当は約5万円 (USD500)となりました。

 

綺麗な右肩上がりのグラフです。2015年には株式分割により、1株を4分割しています。

VISAの株を月に5万円で積み立てていたとすると

13年感で約4,392万円

月に約1万円だったものを5万円としてみました。

約4,292万円

(USD 410,516)

結果は、圧巻の4000万を超え。13年間で余裕で日本の退職後の2000万問題をオーバーする記録です。これが成長株の威力と改めて思い知りました。

 

 

ちなみに普通に月にUSD 500 (約5万円) を13年間積み立てるとすると約834万円

複利3%で積み立てたとしても、約1032万円ほど。

20年積立での配当は?

こちらは配当金のグラフです。

20年間積み立てた年間配当は約26万円 (USD 2,488)となりました。綺麗な右肩上がりのグラフですね。これですと、年間の投資額約60万円に更にこれらのお金が加わっていきます。今後10年を想像すると大きなインパクトですよね。

株式を長期で保有することによる複利、再投資効果

長期で株を所有していると株価自体の上昇の影響も受けれます。配当以外にも企業活動において、企業が利益を自身の事業への再投資を行うことで企業自体にも複利のような効果が働き、結果として企業価値が上がる効果です。

結果として株を所有すると、配当と企業活動の2つで複利、再投資の効果を受けれているわけです。このことからも長期での資産運用であれば株式所有が有効です。

その他企業も参照に

参考【株価と配当金は?】20年間Appleの株を買い続けていたら

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参考【株価と配当金は?】20年間P&Gの株を買い続けていたら

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参考【株価と配当金は?】20年間マイクロソフトの株を買い続けていたら

参考【株価と配当金は?】20年間VTIの株を積立し、買い続けていたら

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