目次
20年間の積立投資の結果は
コカコーラの積立結果
- 月1万円の積立で約649万 (年間配当は約18万円)
- 月5万円の積立で約3,247万 (年間配当は約92万円)
米国が誇る安定の高配当株であるコカコーラ結果に関しても安定感があります。
こちら過去の株価の推移、配当金、過去の積立のシュミレーションなどを以下で見てみます。
コカコーラの株と配当
コカコーラ、Coca-Colaとも表記され、ティッカーシンボルはKO。
1892年創業の言わずともしれたコカコーラの製造を行う総合飲料メーカーです。50年以上増配を続けており配当王とも呼ばれております。(50年以上増配を続けているアメリカ企業)
日本市場は重点市場として、独自ブランドを積極的に導入。アジアへと展開されています。爽健美茶、アクエリアス、いろはす、ジョージアなど日本においても毎日のように目に触れ、日本国民の殆どの人が必ず口にしているのではないでしょうか。
20年前の株価は $23.6 で現在まで以下のように推移しています。以下のグラフは簡易的に1年間の初めの株価をとったものです。途中で下落や平行線の場面もありますが、上場以来順調に右肩上がりです。*2020年は簡易的に1月時のものを使用。
コカコーラの株を月に1万円で20年間積み立てていたとたとすると
毎年買い続け、再投資の条件としては以下を設定します。
年間購入が12万と月に1万程の設定としました。
メモ
- 毎年$1200 (約12万円) の株式を購入 (月々1万程度の積み立て)
- 配当金に関しては再投資して、株を買い増しする
- 配当金、過去の株価はYahoo Financeを参照
- 為替は簡易的に考慮せず USDでの積立、日本円換算は USD = 107yen とする
20年後には約649万
20年前からコカコーラの株を月1万円の積み立てを始めたとしたら、2020年の年始めで649万 (USD 60,685) が手元にある計算になります。以下、推移のグラフです。
非常に綺麗な右肩上がりのグラフです。常に3%の積立と比較してもアウトパフォームしているように見えます。
以下は比較の表です。それぞれの年次にてその他の積立と比較しても高い結果となっています。5年目ですらその他二つの比較より遥かに優れたパフォーマンスです。
Year | 2001 (Year1) | 2005 (Year5) | 2010 (Year10) | 2020 (Year20) |
A. 毎月$100積み立て | $1,200 | $6,000 | $12,000 | $24,000 |
B. A+複利3% | $1,236 | $6,562 | $14,169 | $33,312 |
C.KO 株購入 + 配当再投資 | $1,200 | $5,671 | $18,126 | $6,493,325 |
コカコーラの配当は?
コカコーラは過去20年間配当および増配を続けています。
積み立てた結果の年間配当は約18万円 (USD1,716)となりました。
高配当、増配のお手本のようなグラフです。ここまで右肩上がりだとグラフの形も壮観です。
コカコーラの株を月に5万円で積み立てていたとすると
20年間で約3,247万円
月に約1万円だったものを5万円としてみました。
結果は
約3,247万円
(USD 303,426)
20年で3000万円台です。ここから更に10年、20年と積立期間を増やしていくと更に伸びていきます。
ちなみに
- 月にUSD 500 (約5万円) を20年間積み立てるとすると約1,284万円
- 複利3%で積み立てたとして、約1,776万円
両者と比較しても差が明確ではないでしょうか。
20年積立での配当は?
20年間積み立てた年間配当は約92万円 (USD8,580) となりました。
年間配当が、年間積立額である約60万円を超えています。ここまでくると今後10年の積立も加速的に進んでいきます。
こちらは配当金のグラフです。それにしても、何度見ても綺麗な右肩上がりですね。
株式を長期で保有することによる複利、再投資効果
長期で株を所有していると株価自体の上昇の影響も受けれます。配当以外にも企業活動において、企業が利益を自身の事業への再投資を行うことで企業自体にも複利のような効果が働き、結果として企業価値が上がる効果です。
結果として株を所有すると、配当と企業活動の2つで複利、再投資の効果を受けれているわけです。このことからも長期での資産運用であれば株式所有が有効です。
その他企業も参照に
参考【株価と配当金は?】20年間P&Gの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】20年間マイクロソフトの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】20年間Amazonの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】2008年の上場からVISAの株を買い続けていたら