目次
20年間の積立投資の結果は
Appleの積立結果
- 月1万円の積立で約1億2,773万 (年間配当は約127万円)
- 月5万円の積立で約6億3,866万 (年間配当は約636万円)
これは驚きの結果ですね。月1万円でも億越え、しかも配当金も充実の文句なしの結果に。
こちら過去の株価の推移、配当金、過去の積立のシュミレーションなどを以下で見てみます。
Appleの株と配当
Apple、アップルとも表記され、ティッカーシンボルはAAPL。
言わずとも知れたiphoneで世界中に知られるアメリカ企業。企業名以上にも創業者である故スティーブ・ジョブスの名でも有名です。2012年より増配を始めています。
Macで知られるPCから事業を始め、転換期になったのはiphone。「Appleは携帯電話を再定義する」と始まったスティーブ・ジョブスのプレゼンは伝説的でもあります。(余談ですが、英語の勉強の為に、当時プレゼンを何度も見ました。)
その後も、ipad, Apple watch, Apple pay, など様々な分野へと革新を生み出し続けています。
20年前の株価は $1.6 で現在まで以下のように推移しています。以下のグラフは簡易的に1年間の初めの株価をとったものです。途中で下落や平行線の場面もありますが、上場以来順調に右肩上がりです。*2020年は簡易的に1月時のものを使用。
Appleの株を月に1万円で20年間積み立てていたとたとすると
毎年買い続け、再投資の条件としては以下を設定します。
年間購入が12万と月に1万程の設定としました。
メモ
- 毎年$1200 (約12万円) の株式を購入 (月々1万程度の積み立て)
- 配当金に関しては再投資して、株を買い増しする
- 配当金、過去の株価はYahoo Financeを参照
- 為替は簡易的に考慮せず USDでの積立、日本円換算は USD = 107yen とする
20年後には約1億2,773万
20年前からAppleの株を月1万円の積み立てを始めたとしたら、2020年の年始めで約1億2,773万 (USD 1,193,764) が手元にある計算になります。以下、推移のグラフです。
圧巻ですね。正にここ20年間の中での、米国株の強さを最も体現しているのではないでしょうか。
常に3%の積立と比較してもアウトパフォームしているように見えます。特にiphone発売後の株価の伸びに支えられた伸びは流石です。
以下は比較の表です。それぞれの年次にてその他の積立と比較しても高い結果となっています。5年目ですらその他二つの比較より遥かに優れたパフォーマンスです。
Year | 2001 (Year1) | 2005 (Year5) | 2010 (Year10) | 2020 (Year20) |
A. 毎月$100積み立て | $1,200 | $6,000 | $12,000 | $24,000 |
B. A+複利3% | $1,236 | $6,562 | $14,169 | $33,312 |
C. Apple 株購入 + 配当再投資 | $1,200 | $31,871 | $157,091 | $1,193,764 |
Appleの配当は?
Appleは2012年に初めて配当を開始し、これまで増配を続けています。
積み立てた結果の年間配当は約127万円 (USD11,899)となりました。
無配が続いていましたが、配当を出すと株価の伸びから一気に配当の金額も高いものが得られています。もはや株式の評価額が億なので、ここまでくれば株式を売却して、その他高配当株に乗り換えるのもありですね。
Appleの株を月に5万円で積み立てていたとすると
20年間で約6億3,866万
月に約1万円だったものを5万円としてみました。
結果は
約6億3,866万円
(USD 5,968,818)
結果は、凄すぎますね。Apple一筋で毎月愚直に積立を行なっていたととしたら20年足らずでこの金額です。
ちなみに
- 月にUSD 500 (約5万円) を20年間積み立てるとすると約1,284万円
- 複利3%で積み立てたとして、約1,776万円
両者と比較してもグラフのメモリが小さすぎて比較になっていませんね。。
20年積立での配当は?
20年間積み立てた年間配当は約636万円 (USD59,495) となりました。
配当の出るのが遅くとも、ここまで株価が上がっているともはや問題ないですね。配当開始後も綺麗な右肩上がりのグラフですね。これですと、年間の投資額約60万円に更にこれらのお金が加わっていきます。ここまで達すると毎月の積立金額も配当再投資での割合が圧倒しています。
こちらは配当金のグラフです。
株式を長期で保有することによる複利、再投資効果
長期で株を所有していると株価自体の上昇の影響も受けれます。配当以外にも企業活動において、企業が利益を自身の事業への再投資を行うことで企業自体にも複利のような効果が働き、結果として企業価値が上がる効果です。
結果として株を所有すると、配当と企業活動の2つで複利、再投資の効果を受けれているわけです。このことからも長期での資産運用であれば株式所有が有効です。
その他企業も参照に
参考【株価と配当金は?】20年間P&Gの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】20年間コカコーラの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】20年間マイクロソフトの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】20年間Amazonの株を買い続けていたら
参考【株価と配当金は?】2008年の上場からVISAの株を買い続けていたら